ここ最近、自分のギターの目指すところはどこだろう?と考えています。
私はこれまでのギターライフで◯◯さんみたいなギターを弾きたい!という明確な目標がありませんでした。
というのも、ギターを始めたきっかけが誰かに憧れたというわけではなかったからです。
特に憧れがなかったため、これまでプレーヤーを追いかけることはほとんどしておらず、ぼんやり自分が弾きたいイメージはあっても言語化もできていなかったように思います。
私がギターを始めたきっかけはこちらの記事でご紹介しています。
今回は今更感はありますが、気になっているギタリストをピックアップしながら自分の目指すスタイルを探っていきたいと思います。
好きなプレーヤーは近しい?
去年くらいにギターマガジンで「我が心の新3大ギタリスト」というテーマを扱っていた号がありました。
あらゆるジャンルの活躍されているギタリストさんが、各々の思う3大ギタリストを紹介しています。
発売当時話題になったため私も購入して読んだのですが、登場するのは重鎮から若手プレーヤーまでさまざま。知らないギタリストもたくさんいて勉強になりました。
スタイルの近しいギタリストさん達は押さえてる人が似てるんだなー、と納得感のある結果もあり、スタイルは違うけど共通して注目されているギタリストがいるんだなー、と驚いたり。
前者のほうは好きなギタリストのルーツを探るのと似たような感じかもしれません。
ということは、私が気になっているギタリストをピックアップしたら、自分の目指すスタイルが見えるんじゃないか。
そんな風に思い、気になる人をたくさん出して共通点を探してみました。
気になるギタリスト
私が最近ウォッチしてる人を列挙します。ウォッチ度合いの濃淡はありますが、聴いた時にこのギター好きだなあ!と思った人たちです。
まずは一気に動画と合わせてご紹介します。
韻シスト TAKUさん
Ovall 関口シンゴさん
toconoma 石橋光太郎さん
bohemianvoodoo bashiryさん
Isaiah Sharkey
Tom Misch
Rob Harris
Julian Lage
ここでピックアップしたギタリストがよく見ている人たちではありますが、他にもGilad Hekselman、Cory Wong、Mark Lettieriあたりも気になっています。
共通点を探す
ピックアップしたギタリストを眺めてみると、関連性があるような、ないような…
私がどういう視点から彼らをいいなと思ったのか、そのポイントをいくつかピックアップしました。
全員にすべてが当てはまるというより、これらのうち複数のスコアが高い人たちが私が好きな方向のギタリストになるようです。
- 楽しそうに弾く
- 音色がほぼクリーンかクランチ
- カッティングがかっこいい
- うねるようなリズム
- ジャズ要素
- キャッチーな音選び
- 引き算の美学
自分の目指すスタイルとは?
今まで自分がどんなフィルターを通してギタリストを見ていたのか、こうして実際に言葉にしてみると見えてくるものがありますね。
ぼんやりとは感じていたものも多かったので、自分が挑戦している曲などにもそれが反映されているような気もしました。
最後に、ここからひとつのキャッチコピーみたいにして「私の目指すスタイルはこれです!ドーン!」とできたらいいなと思ったのですが…
妙案が思いつかないので、これからの練習の指標にするためにもう少しだけ絞り込んでみました。
- 視覚的要素→楽しそう
- ノリ→踊れそう
- 音選び→ポイント押さえて詰め込まない
- 音色→ほぼクリーン
この辺りに一貫性を持って取り組んでいくと私らしいギターになっていくのかもしれません。聴いただけでこれはアンコのギターだ!と思ってもらえるようになりたいものです。
最後に
ふとした思いつきで気になるギタリストから要素を抽出しようと思ったら、想像していたよりも大変でした…
ですが、言語化することでやっぱりそうだよね、という納得感や、これからの練習で気にするポイントも見えてきたので、時間はかかりますが自分の方向性に迷った時は有効かもしれません。
今回いろいろなギタリストをご紹介したので、共通点があった方はうんうん、と共感していただいたり、じゃあこのギタリストも好きだと思うよ!というのをコメントやtwitterで教えていただけると嬉しいです。
今回ご紹介した「ギター・マガジン」はAmazonのサービス、kindle unlimitedに登録しているとバックナンバーも読めるみたいです!