本番対策

緊張のタイプから考える意識の向け方

練習でしてきたことが本番で出しきれないというのは演奏する人の多くがぶつかる壁だと思います。

私もこれまで挑戦してきた緊張対策は数知れず…それくらい本番では緊張するタイプです。

最近、ライブ形式の演奏と、セッション形式の演奏のどちらもするようになって、どうやら緊張の仕方が違うことに気づきました。

今回はこの違いから、緊張対策に役立つ考え方がないか、考察していきたいと思います。

ライブ形式での緊張

私が最高に緊張する場はライブ形式の演奏です。

特に自分のソロが回ってきたときがすごい。ソロギターや歌伴の場合は始終緊張しています…

この緊張がどこから来るのかを考えてみます。

ライブ形式の場合、演奏する曲も弾くこともだいたい決まっています。

なので、演奏中は練習に近いクオリティで弾けるかということが頭の半分以上を占めます。私はそうなることが多いです。

そうなると、演奏中の意識は練習との比較になりがちです。特にソロなんかは自分の音がフィーチャーされる中、自分が納得のいく演奏をする方向に意識が向かいます。

なので、ライブ形式は練習でできたことが弾けなかった場合の焦りがひどい。

練習での出来栄えを知っている自分が「うわ!今すごくヘタクソだ!」と思うと、聴いてる人もそう思っているんじゃないか、と思い込んでどんどん自分に意識が集中してしまうことから緊張が加速してしまう感じです。

実際、聴いている人からしたらそんなことはない方が多いんですけどね…完璧主義な人が陥りがちな罠かも。

ライブ形式の緊張は、自分に意識が向かっている、一点集中型の緊張という感じでしょうか…

セッション形式での緊張

セッション形式の演奏も緊張はするのですが、ライブ形式ほどではありません。だいたい弾いているうちに緊張しなくなります。

セッション形式の演奏は、弾くことがあらかじめ決まっていないというところにライブ形式との大きな違いがあります。

弾くことが決まっていないということは、演奏中に周りの音を聴いて自分が弾くことを決める必要が出てきます。

練習どおり弾けたかどうかよりも、今この場で良いバランスになったかどうか。つまり意識が自分よりも周りに向かいます

緊張するというよりは、周りにすごく気をつかって頭がアセアセする感じ。

頭がアセアセしているぶん、完成度としてはイマイチなのですが、ライブ形式の時よりも周りを見ることができている気がします。

周りに意識が行っているので、自分に意識が向かって緊張ループに陥るのではなく、はじめだけピリッとして、演奏中は頭が周りに集中てだんだん緩和されていきます。

ライブ形式の「一点集中型の緊張」に対して、セッション形式の時の緊張は、解放型の緊張という感じでしょうか。

2つの緊張の型から見えることは?

まだ自分はセッションの時にアセアセして完成度は微妙だなあと思うことが多いのですが、この2つの緊張の仕方を比べると、「解放型の緊張」のほうがまだマシそう。

緊張の質でいうと「一点集中型の緊張」の方が演奏自体を楽しめずに終わってしまう感じがします。

緊張というのは防衛本能が働いてアドレナリンが分泌され、集中力が高まる現象なので意識が一点に集中しやすいというのは自然なことなのかもしれません。

ですが、一点に集中しすぎることで逆に緊張状態になってしまうということが起こりうるのではないかと思いました。

なので、演奏する時にはできるだけ意識の幅を広げていくようにすると緊張のループに陥らないのかもしれないと考えています。

最後に

最近は人前で演奏する機会を増やしていったおかげか、少しずつ緊張との向き合い方も変わってきました。

以前は緊張するから願掛けのようなルーチンを作ったり、それでもそのまま緊張に飲み込まれて自己嫌悪に陥ったり…

それが最近では緊張はある程度コントロールできるかもしれないと思うようになってきています。

まだ途中段階ではありますが、人前での演奏経験を積みながらまた自分をサンプルに検証していきたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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