先日、和太鼓にチャレンジしたという記事を書いたのですが・・・
なんだか面白くなってきたので、継続しています。
そして、練習だけではなく、実際に舞台で演奏するという経験もしてきました!!
なにこの急展開。自分でもびっくりです。
そして、実際に舞台に立つと、ギターを演奏している時と、感じ方が違うなーと、身をもって体験しました。
そう感じたのは、主にこの2点。これについて、書いていきます。
- 経験の違いによる「解像度」
- 動きの違いによる「見える景色」
ギター弾きの私が、なぜ和太鼓にチャレンジしたのか、その経緯はこちらでお話ししています。
解像度の違い
和太鼓を初めた経緯でも書きましたが、太鼓はリズムの楽器なので、メロディや和音を気にせず、演奏することができます。
・・・そうは言っても、私の太鼓歴は、まだ1年にもなっていません。ギター歴に比べたら、成人しているのと、赤ちゃんぐらいの差があります。
なので、ギターに比べて、太鼓の方が、まだまだ演奏に対して「どこを意識する」という解像度が低いんです。
どういうことかというと・・・
ちょっと感覚的なものに近いのですが、長く演奏してきたギターだと、「演奏するときにどうするか」みたいなものが、これまでの積み重ねによって、選択肢が多い状態。
「磨き上げた武器とは別に、少し飛び道具も用意してます」みたいな感じ。
一方、まだまだピヨピヨな太鼓では、経験がないから、もっともっとシンプル。
「有り合わせの武器で戦います!以上!」
なので、舞台に立った時に、なんだか頭がスッキリしていて。
とにかく、今、自分ができることをちゃんとやる。
そんなマインドで演奏していたなー。と、改めて振り返って思いました。
見える景色の違い
これは、本当に演奏中もびっくりして、感動すらおぼえたのですが・・・
太鼓を叩いている時の方が、ずっと前を見ていられる。
本当に、演奏の8割以上は、客席を見ていたんじゃないでしょうか。
ギターって、あの1センチ間隔くらいで6本張ってある部分で、しかもその中で弦を選んで音を出すんです。(言葉にするとすごい・・・)
コントロールする領域が狭いので、慣れてても、押さえる場所をチェックすると思うんです。
それに比べて、和太鼓、今回演奏したのは、おそらく直径50センチぐらい?だと思うのですが、打面が大きい分、あまり見なくても音が出せます。
なので、前方を見ていられる時間が圧倒的に長いんです。
全然見える景色が違う。
ドラマーの友人が、前方にいるバンドメンバーが見えて、それによってテンションが変わる・・・みたいな話をしていたのも納得です。
私も、客席でノっていた子どもが、演奏の盛り上がりに合わせてどんどん動きが大きくなっていく一部始終を見て、テンションが上がりました。
これは、ギターだけ弾いていたら、わからなかったかも。
本当に新鮮な体験でした。
叩き姿のカッコよさ
舞台で演奏できたとはいえ、太鼓歴は1年足らず。
これから色々な叩き方を知りたいなーとか、もっと複雑なフレーズが入った曲も叩きたいなーとか、欲が出てきているのですが・・・
演奏の映像を振り返ってみて、思ったこと。
なんか・・・叩き姿が・・・全っ然、カッコよくない・・・
ギターは、結構動きが小さいですし、私が演奏するような曲だと、あまり身体を使ったパフォーマンスもしないので、全然気にしていなかったのですが・・・
太鼓は動きが大きい分、振付け的な要素が強くなるんです。
カッコいい!!と思うような演奏は、身体の動きが美しい。
そして、その叩き姿は、素人目に見ても、差がハッキリわかりすぎる・・・!!!
なので、複雑なフレーズもチャレンジしたいけど・・・
もっとビシッとカッコよく叩けるように、まずは基本のフレーズでも、美しく演奏したいなと思ったのでした。
また太鼓で新たな発見があったら、レポートしたいと思いますー!