練習アイディア

ピックが引っかかる問題の解消法

カッティングを練習している中で、テンポをだんだん上げていくとピックが引っかかるようになることがあります。

何度かカッティングの曲を人前で演奏することがありましたが、家での練習でうまくいっていても、本番で引っかかって途中持ち直したり…

なかなか思うようにいかないなあと感じました。

同時に、カッティングを一曲通しでしっかり弾ききるには、ピックが引っかかりづらくする対策が必要だと感じました。

今回はピックが引っかかる原因と、回避するための方法を考えていきたいと思います。

ピックが引っかかる原因

とてもシンプルなのですが、ピックを当てる深さが引っかかる原因だと考えています。

練習の時と比べて本番では余計に力が入ったりするもので、練習の時からピックが引っかかるように感じていると、本番はそれ以上に引っかかりを感じます。

そのため、ピックの深さのちょうどいいポイントを探して、普段の練習の時から慣れていく必要があります。

以前カッティングの記事でご紹介した、右手の動きの改善ポイント3つのうちの、3つ目がこれにあたります。

  1. カッティングに必要な動きを理解する
  2. いらない動きが抑えられるフォームを探す
  3. ピックを当てる深さに慣れる

それでは、次からどうやって慣れていくのかについてご紹介していきます。

日々の練習の音量に着目

私は自宅練習でアンプを使うことをおすすめしています。なぜかというと、練習時のモニター音量はピッキングの深さ(強さ)に大きく関係してくるからです。

私はカッティングの練習を始めた当初、ヘッドホンアンプで練習していました。ヘッドホンアンプって、直接耳に音が来るので耳のために少し控えめな音量にしてしまうんですよね。

そうすると、生音よりはマシなのですが、あまり音量が出ないためにピッキングが強めになっていてピックが引っかかりやすい状態でした。

スタジオの大きなアンプで練習した時に、ピックを浅めに当ててもしっかり音量が出てとても調子が良かった、という体験をしました。

その後にまた家で練習してみるとうまくいかなくなるので、その差分を考えた結果、ようやく練習時のモニター音量でピッキングの深さが変わっていることに気づきました。

集合住宅に住んでいることもあってアンプから空中に音を放つのを遠慮していた私ですが、それに気づいてからはヘッドホンアンプではなく、アンプからの音を聞いて練習するようにしています。

これはご自宅の環境にもよると思いますが、普段から本番と近しい体の使い方ができるように、練習の音量も小さすぎないように習慣づけられる方が上達に近づくと思いました。

練習環境を変えてみたらカッティングだけではなく通常のピッキングも軽くなりました。

ピックと弦の関係

ここまでの流れでピッキングの深さの話をしましたが、浅すぎても弱々しく、深すぎると引っかかったりしっかり弦に振動が伝わらず結果音がペラペラ、という絶妙なバランスです。

なのでピッキングに関しては、浅いからいい、深いからよくないというよりも、耳で自分がちょうどいいと思うポイントを探していくのが良いと思います。

カッティングとは外れてしまいますが、Julian Lageという私の好きなギタリストはピッキングで作り出すダイナミクスが半端じゃないプレーヤーです。

彼のワークショップ動画を見たら、「ギターvs自分ではなくて、ギターと右手がお互いに頼り合うんだよー」という考え方を説明していました。なんかこの考え方がしっくりきて好きです。

カッティングでのピッキングにも同じ考え方が使えそうと思っています。

ギターと右手が頼り合っている状態を探す

私が中学時代にマンドリンの伴奏をしていた時、ギターのダウンストロークのやり方が見えた!と思ったのも、爪を弦に当てる深さと音のバランスに気づいた時でした。

大きい音を出そうとしてゴリゴリに爪を当てても弦がうまく振動しないし、指が引っかかってうまくいきません。これがギターvs自分の状態。

ちょうどいい深さで当てると弦もうまく振動して音が前に飛ぶようになりました。これがギターと自分が頼り合っている状態でしょうか。

ピックを使ってのカッティングもほとんど同じで弦に当てる深さが突破口でした。

エレキギターの場合はアンプで音出しするので、この弦にピックを当てる深さと、アンプでの音量とが一体になってはじめてバランスが見える気がします。

ピックの引っかかりが気になる方は、ぜひ練習時のモニター音量もチェックしてみてください。

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