まとまった時間が取れる時に練習しようと思っても、集中できずに時間をうまく使えないことってありませんか?
私は結構ムラがあって、夢中になって気づいたら数時間…という日もあれば、練習をはじめてみたけれど、1時間も持たなかったという日もあります。
その日の体調などもあるのかもしれませんが、せっかくまとまった時間がある日は有効活用したいですよね。
最近読んだメンタリストDaiGoさんの「自分を操る超集中力」という本で、「ポモドーロテクニック」というものが紹介されていました。
実際にやってみたら、最近長時間の練習も集中しやすくなってきたので、ご紹介したいと思います!
ポモドーロ・テクニックとは?
「ポモドーロ・テクニック」とは、25分の集中と5分の休憩を繰り返すというものです。
なんだか美味しそうな名前ですよね。 イタリアの作家によって考案されたものだそうで、彼が愛用していたトマト型のキッチンタイマーにちなんでつけられたそうです。
練習にあてはめると、25分間集中して練習をした後に、5分間の休憩を取る。これだけです。
私の場合は、90分を大きなかたまりとして、25分+5分を3セット繰り返し、20分の大きめな休憩をとった後、また25分+5分を3セット行う…という感じで練習しています。
これは、同じ本に書かれているのですが、人には「ウルトラディアンリズム」という体内時計に組み込まれたリズムがあるそうです。
具体的には睡眠で90分の深い眠りと20分の浅い眠りを繰り返すリズムで、それに倣って90分のかたまりと20分のかたまりを繰り返しています。
以前は私は50分+10分を一区切りとしていましたが、それを半分にしたらより集中できるようになりました。
ギターの練習メニューで当てはめてみると…
このポモドーロ・テクニックをギターの練習メニューに当てはめると、私の場合このような感じになります。
- 定常的な練習:25分+5分休憩
- 定常的な練習:25分+5分休憩
- 曲の練習:25分+5分休憩
- 休憩:20分
- 曲の練習:25分+5分休憩
- 曲の練習:25分+5分休憩
- ソロギターの練習:25分+5分休憩
定常的な練習というのはスタンダードを使ってアドリブを試してみたりする練習です。反復練習というよりも主に頭を使うもの。
この練習と、ソロギターの練習は決まった枠として、曲の練習は直近で発表予定がある場合にメニューに入れています。
あまり時間が取れない時だと、発表が近い場合は曲練習を、特にない場合は定常的な練習を優先して選んでいます。
集中力アップと同時に内容も濃くなった
25分という練習時間は決して長くはありません。
なので25分という枠の中でやれることを厳選して練習するようになります。
すると、1時間ダラダラ練習するよりも実は効率が良い練習ができている上に、同じ時間内で別の練習までできてしまうという効果が得られます。
今のところ、この「ポモドーロ・テクニック」を取り入れて自分に合ったやり方だと感じているので、25分枠に入れる練習内容を変えてみながらより良い形を探していこうと思います。