機材・お役立ちアイテム

zoomマルチストンプでエレガットの音作り

4年くらい前に一目惚れしてMartinezのエレガットを購入しました。

購入時はバンドの中で音がぶつからないように…とか、そういう考えまで至らず、とにかくライブでナイロン弦ギターが弾けたらステキ!と思っての購入でした。

このギターを使って何度かアコースティックライブをやろうと試みては頓挫していたのですが、練習の時にも浮上していたのが音色問題。

ライン直だと音が綺麗すぎて、バンドの中で埋もれてしまっていました

そして、ついにピアノ、ベース、ドラムでの4人編成で演奏することになり、ギターの音が隠れてしまわないよう、音作りをして臨みました。

音作りをするとは言っても当時はエレガットでの演奏機会が少なく、新しく機材を買うほどではなかったので、普段も使っているzoomのマルチストンプでどうにかならないかな、と試行錯誤をして音作りしました。

PAさんの腕のお陰ということも大いに影響があるとは思うのですが、本番での演奏の録音を聴いてみたら、ギターの音がしっかり埋もれずに出て、ピアノとの棲み分けもできていたので記録として残しておこうと思います。

普段エレキギターがメインで、アコギ用の機材を買うまでではないけれどガットギターの音作りをしたい!という方はぜひご参考にしてみてください。

使用ギター

Martinez MSCC14-RS
martinezguitar

アコギといえば真ん中にサウンドホール!という感じですが、このギターはサウンドホールどこにあるの!?となるくらい見たことがない形。これが一目惚れしたポイントでもありました。

冒頭にも書きましたが、バンド演奏で使えると思って購入したはいいものの、まだ音作りに詳しくなかったため、弾いていて気持ちいい音のするトップが松、サイド・バックがローズウッドのものを選びました。

今だったら、使用用途を考慮してもう少し輪郭のある音がするメイプルを選んでいたかもしれません。

ネックが細身でエレキから持ち替えても違和感がないのがいいところです。弦高は左手が痛くならないくらいに下げています。

Martinezのギターについては、「不思議なカタチMartinezのエレガット」という記事でご紹介していますのでご興味あれば合わせてお読みください。

音作りでやりたかったこと

バンド編成でピアノが入るので、同化してギターの存在感がなくならず、かつバラバラにならないくらいのバランスで音作りしたいと思っていました。

Godinのようにキャラクターがハッキリしているエレガットもありますが、私が使用したMartinezの場合はアコースティックの延長線上にある音なので、そのままバンドの中で演奏すると良くも悪くもきれいすぎてしまう

なので、Godinとまでは行かなくても、低音弦で少しビヨンとした音も入るくらいの粗さと、高音弦が痛くならないくらいにバキッとした感じが欲しいなあと思っていました。

マルチストンプで音作り!

Zoom MS-50G
multistomp

使用したのはZoomのマルチストンプ。小型で使い勝手がよく、エレキギターでもディレイやリバーブなどの空間系をメインに使っています。

コンパクトエフェクターと同じサイズの中に、歪み、空間、アンプシミュレーターなどの100種類以上のエフェクトが搭載されたマルチエフェクターで、その中から6種類くらいをつなぐことができます。

小さいので演奏中の操作には制限がありますが、私の場合は演奏中に設定をいじらないので持ち運びやすいし使いやすいなーと思っています。

今回は、エレガットの音作りをこのマルチストンプの機能でどうにかしよう、と試みました。本番はマルチストンプから会場のDIに繋いで音を出しました。

設定例

実際にどんな設定をしたか、私の例をご紹介します。

今回、マルチストンプの6種類の枠をフルに利用し、こちらの順番で繋げました。

  1. コンプレッサー
  2. ブースター
  3. グラフィックイコライザー
  4. パラメトリックイコライザー
  5. ディレイ
  6. リバーブ

いつも使っているコンプレッサー、ブースター、リバーブ、ディレイの4つに加え、今回のエレガット用にイコライザーのエフェクトを2つ付けました。いつも使っているエフェクトもバランスを整えるために調整しています。

ブースターは少し音を持ち上げてふくよかな音を出すために使いました。

そして、今回埋もれないようにするための設定の要となるイコライザーは、サウンドハウスの「最強イコライジングマニュアル」を見ながら、マルチストンプの設定できる範囲で近しい数値をそれっぽく入れました

知識があまりなかったので、この辺を上げたり下げたりするといいらしい…というところをもとに設定しています。詳しい方だったらもっと違う設定になるのかもしれません…

それでは、私が実際に行ったイコライザーの設定内容をご紹介します。

グラフィックイコライザーで高音域をブースト

使用したのは「Stereo Guitar GEQ」というグラフィックイコライザーです。

Strereo Guiatar GEQ

設定を変更したのは以下の3つの周波数です。

  • 400Hz:+6
  • 3.2kHz:+10
  • 6.4kHz:+10

GEQ_P1
GEQ_P2

パラメトリックイコライザーで低音域をカット

使用したのは「Para EQ」というパラメトリックイコライザーです。

ParaEQ

設定を変更したのは以下の2つの周波数です。

  • 63Hzを下げる
    • Q1:4、 Gain1:-10
  • 125Hzを下げる
    • Q2:4、Gain2:-10
ParaEQ_P1
ParaEQ_P2

レベルは100にしておきました。ここはお好みで良いと思います。

ParaEQ_P3

実際に演奏してみて

今回はちょっとした社会人サークルのイベントだったので、じっくりリハーサルをして本番というわけではなく、演奏前に少しだけ音を確認してほぼぶっつけというスタイルでした。

なので、いざ弾き始めたらギターの中音が高音バッキバキでエレキギターみたいな音がしてびっくり。中音はそのまま演奏しました…

外音はどうなってるんだ、と思いながら本番演奏していたわけですが、実際に録音した演奏を聴いてみたらピアノとギターの音もしっかり聴こえて、期待していた音が鳴ってくれていました。

新しく機材を買わずしてこのくらいできたら十分なのかな、と思い、マルチストンプの可能性を感じたのでした。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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