2018年に掲げた目標のうちのひとつに「ジャズフェスに行く!」というものがあったのですが、結局行かないままで2019年に入ってしまいました。
ですが…
\ JAZZ AUDITORIA 2019!!/
1年越しでようやく目標を達成することができました!!
実は音楽フェスというものに初めて参加しました。ジャズフェスに行きたいと言いながら、 JAZZ AUDITORIAって参加無料だし実際どうなの?お金払ってライブ行けばよくない?という感じで腰が重かったのです。去年行かなかったのはこれが原因です。
ですが、今回出演したbohemianvoodooのライブに以前一緒に行って気に入ってくれた友人からせっかくだし行こう!!と言われてようやく腰の重い私もフェスデビューいたしました。
結果、行ってよかった!心の友よありがとう!と思えるくらい満足。
また来年もやるでしょうし、参加検討される方のために実際どうなのよ?と思ったことに対する答えと、プチ情報を書いておきたいと思います。
入場無料×都会=混雑?
はじめに行くのに最も躊躇したポイント、それは入場無料であることです。
私の苦手なものランキング上位に君臨する「人混み」を避けては通れないであろう入場無料という圧倒的敷居の低さ。
そして会場がワテラスという都会のど真ん中のオフィスビルと商業施設が合わさった場所で、どう考えてもたくさんのお客さんを収容しきれないんではないかと不安になるスペース。
手狭な中にお客さんが押し合いへし合いしている様子を想像して、なかなか重い腰が上がりませんでした。
ですが、実際に行ってみると会場の作りが広場、芝生ゾーン、飲食テラス席、連絡通路ゾーン、建物の中といろいろな場所に人が散らばれるようになっていたので体感混雑度はとても低かったです。
みんなが思い思いの好きな場所で音楽を聴いている感じ。聴いているというより浴びているに近いのかな?不思議体験でした。
入場無料は良い意味でいろいろな人が来る
いろいろな人に気軽に音楽に触れてほしいという主催者の意図があるんだろうなあと思いつつ、入場無料ということにネガティブだった私ですが、実際のパフォーマンスとお客さんの反応を見ていたら、有料のライブに行くのとは違った良さを感じました。
有料のライブだと、良くも悪くもそのライブ出演者のファンであったり、そのジャンルに興味のある人の割合が高くなります。
一方で、入場無料で集まるお客さんたちは出演者のファンばかりとは限りません。音楽の楽しみ方も人それぞれ。
今回見た感じだと、お酒を飲みながらレジャーシートでお花見みたいな感じで仲間と音楽を楽しむ人もいれば、指揮者のような動きをしながら聴くおじさん、プロ並のステップで踊り出すご夫妻(本当にすごかった)、子どもと一緒に楽しむご家族と多種多様でした。
音楽はどんな人も好きなように楽しむことができるんだな、ということに気付かされて、主催者の狙い通りになっている良いイベントだと思いました。
小さな頃からこんなカジュアルにプロの生演奏を聴ける子供たちはうらやましいなあ…
参加のためのプチ情報
整理券
入場無料でお客さんは好きな場所で聴くことができますが、ステージ前の座席に座ってライブを楽しむためには整理券を入手する必要があります。
1日で3演目あったのですが、それぞれに整理券が用意されていて、朝から配布がスタートします。今回は11時から配布でした。
配布開始の15分前くらいには並んでる人で予定数達しているというアナウンスがあったので、なんとしてでも座席で見たい人は早めに並んでおくのが良さそうです。
見えなくても聞こえるゾーン
見えなくてもいいけど一箇所にとどまってしっかり聴きたいという人であれば、座席の後ろにある立見ゾーンや連絡通路スペースでも音はちゃんと聞こえます。朝から並びたくない人であれば、それでも十分かもしれません。
立見ゾーンは開演の30分前には結構人がいました。連絡通路スペースはそこまで広くないのですが、演奏中の出入りもあるので空いたところにスッと入れば上からステージ脇がチラリと見えるチャンスもあります。
気候対策
昼から夕方にかけてのイベントなので、全部見たい!という方は気候対策をした方が良いと思いました。
今回は特に昼間は晴れていて日差しが強く暑いくらいだった(昼間出演の綾戸さん晴れ女説)のに、夕方にかけて曇ってきてビル風もあって寒くなり最後の方は震えながら聴いていました。
気候対策はフェスの基本かもしれないですね。Tシャツから重ね着して、中に着られる用のユニクロのダウンベストを保険として持ち、帽子、飲み物があると最強だなと思いました。
最後に
はじめてJAZZ AUDITORIAに参加してみましたが、とても良いイベントだなと思いました。しっかり腰を据えて聴くというのとはまた別の楽しみ方。
慣れていないのでフードやドリンクのゾーンはスルーしてしまったのですが、こういうのをつまみながら「聴く」ではなく「浴びる」という楽しみ方もいいですね。
良い経験になりました。
音楽って、本当にいいものですね!!
みなさまも、良き音楽ライフを。